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  • インプラント治療は痛い?数年後に痛む場合や対処法を解説

    インプラント治療を始めたいけど、手術時の痛みが気になる方も多いのではないでしょうか。インプラント治療は手術が必要なため、適切な知識を持っておかないと痛みを悪化させてしまう恐れがあります。手術中だけでなく手術後や抜歯後、場合によっては数年後に患部が痛むこともあります。そこで今回は、インプラント治療において痛みを軽減させるためにも、痛みや対処法について解説します。 目次 インプラント治療に伴う痛みはある? インプラントの手術中 インプラントの手術直後 インプラント手術の抜糸時 インプラント手術の抜糸後 手術完了後の数年経過した後 インプラント治療に伴う痛みを軽減させるための麻酔の種類 局所麻酔法 静脈内鎮静法 インプラント手術後に痛みを出さないために気を付けること 喫煙・飲酒を控える 患部に強い力を与えない 食べ物は柔らかくして食べる 手術後どうしても痛い場合の対処法 まとめ インプラント治療に伴う痛みはある? インプラントの手術中は麻酔を使用するため、痛みを感じないことがほとんどです。しかし、麻酔が切れると痛むこともあるため、手術中や手術後についての「痛み」について理解する必要があります。どのような痛みがあるか具体的に確認しましょう。 インプラントの手術中 インプラントの手術中は、まったく痛みがないと考えても問題ありません。インプラントの手術では、麻酔を使用するため施術を行っているあいだは何も痛みは感じないでしょう。麻酔を打つ際は少しチクッと痛むことがありますが、それほど痛くないため心配する必要はありません。 インプラントの手術直後 インプラント手術では歯茎を切開する必要があるため、麻酔の効果がきれると痛む場合があります。もし痛みが強い場合は鎮痛剤を服用することで痛みが和らぐため、それほど心配する必要はありません。手術後の痛みは2、3日経てば収まることが多いです。もし1週間以上痛みが継続する場合は、歯茎が炎症を起こしている可能性があるため医師に相談してください。 インプラント手術の抜糸時 インプラント手術の1週間後には抜歯を行います。抜歯する際には糸を外す必要があるため、少しチクっと痛む場合があります。それほど痛くありませんが、気になる方は麻酔をして抜歯することも可能なため、医師と相談してください。 インプラント手術の抜糸後 抜歯後は、ほぼ痛みはなくなっているでしょう。ただし歯磨きや硬い食べ物を食べた際に、抜歯部分にあたると痛みを伴う場合があります。完全に患部が治るまでは、強い衝撃を避けなければならないため、1か月ほどは抜歯部分に注意して生活しましょう。 手術完了後の数年経過した後 手術を終えてから数年後にも患部が痛むことがあります。数年後にも痛む原因としては、インプラント周辺の歯が虫歯になっていたり、インプラントが緩んでいたりする可能性が考えられます。インプラントが緩んでいると、かみ合わせが悪くなるため、食べ物を食べる際に痛みを生じる場合があります。また傷口からバイ菌が入り、インプラント周囲炎になる可能性もあるため、手術から数年後に痛む場合は医師に相談してください。 インプラント治療に伴う痛みを軽減させるための麻酔の種類 麻酔を使用して手術を行いますが、麻酔には2つの方法があります。どちらの方法がご自身に適しているか特徴を確認してください。 局所麻酔法 局所麻酔法は、インプラント治療で一般的に使用される麻酔法です。局所麻酔法は、手術を行う局部に直接注射を打つため、全身麻酔と比べると麻酔の利きがよく体の負担が少ないです。局所麻酔の場合は負担が少ないため、手術を行った当日に帰宅できるのもメリットです。 また注射の痛みを感じたくない方は、表面麻酔法という方法もあります。表面麻酔法は塗りこむタイプで、注射の痛みを感じたくない方におすすめです。どちらの方法も一般的な歯科治療ではよく利用される麻酔法です。 静脈内鎮静法 手術に対して不安を感じる方は、静脈内鎮静法があります。静脈内鎮静法とは、腕から点滴を打ち精神的にリラックスして手術を行う方法です。痛みを感じない場合でも、不安や緊張でパニックになる可能性があるため、不安感を感じやすい方は静脈内鎮静法がおすすめです。静脈内鎮静法は完全に眠る状態ではなく、半分意識がある状態で手術を行うため、全身をリラックスした状態で手術を行えます。 インプラント手術後に痛みを出さないために気を付けること インプラントの手術後に痛みを出さないためにいくつか注意する点があります。インプラントの手術を考えている方は、以下の点に気をつけてください。 喫煙・飲酒を控える インプラントの手術を行ったあとは極力喫煙を控えましょう。歯周病やインプラント周囲炎の患者数を比較すると、非喫煙者よりも喫煙者の方が多いデータがあります。タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素が原因で、インプラント周囲炎を起こすといわれており、最悪のケースでは感染症を引き起こす可能性もあります。 また、手術後は飲酒も控えるべきです。手術後に飲酒をしてしまうと血流が促進され、血液を固める機能を阻害し、出血が止まりにくくなります。手術後は喫煙や飲酒を避けて、患部の治りを考えた生活を送る必要があります。 患部に強い力を与えない 手術後は患部に強い力を加えないようにしましょう。とくに歯磨きをする際は抜歯部分に当たらないように注意し、丁寧に歯磨きすることを意識しなければいけません。もし強い力で抜歯部分の患部に当たると、歯茎が傷つき治りが遅くなります。いつも以上に丁寧に歯を磨くことを意識し、うがいする際も優しく行いましょう。 食べ物は柔らかくして食べる 食べ物は柔らかくして食べましょう。硬い食べ物を食べると、治っていない傷口が広がる恐れがあるため、ヨーグルトやおかゆなど患部を刺激しないものを食べてください。食事をする際は患部に当たらないように意識して、手術を行った部分の歯と逆の歯で噛むことが望ましいです。 また、熱い食べ物を食べる際にも注意が必要です。手術を終えた直後は麻酔が利いているため、唇を噛んだり、熱いものを食べたりしても何も感じません。したがって、手術後は極力食べることを控えて、麻酔が完全に切れてから食事することをおすすめします。 手術後どうしても痛い場合の対処法 手術後は麻酔が切れると痛むことがあり、どうしても痛みが我慢できない場合は鎮痛剤を服用しましょう。鎮痛剤を飲む以外にも、頬を冷やすことにより患部の痛みを抑える方法もあります。もし鎮痛剤を飲んでもまだ痛む場合は、かかりつけの医師に相談してください。インプラントがきちんと装着されていなかったり、炎症が起こったりしている可能性もあるため早急の対応が必要です。あまりにも痛い場合はご自身で判断するのではなく、すぐに病院に行ってください。 まとめ 今回はインプラント治療の痛みや対処法について解説しました。インプラントの手術時は、麻酔を使用するためとくに痛みは感じないでしょう。しかし、手術後は麻酔が切れると痛むことがあり、あまりにも痛い場合は鎮痛剤を服用する必要があります。また手術後は飲酒や喫煙を控え、硬い食べ物を食べたりしないようにしてください。治りが遅いと痛みも長期的に続くため、手術後は安全な生活を意識しましょう。

  • 前歯はインプラントができない?難しい理由や費用相場を解説

    前歯がきれいだと会話することが楽しくなるため、前歯をインプラントしたいと考える方が多いです。しかし、前歯のインプラントは難易度が高く、技術のある歯科医師に治してもらわないと審美性の高い歯にならない場合があります。そこで今回は、前歯をインプラントするメリットやデメリット、費用相場について解説します。前歯のインプラントが難しい理由についても紹介するため、気になる方はぜひ参考にしてください。 目次 前歯はインプラントができない?難しいとされる理由を紹介 審美性の影響が強い部分のため 顎の骨が薄いため 前歯をインプラントにするメリット 周囲の歯を削らずに治療ができる 自然な見た目に仕上がる 他の治療法に比べ食べ物をしっかり噛める 定期的なメンテナンスを行えば寿命が長い 前歯をインプラントにするデメリット インプラント接続部分が見える可能性がある 治療費が高額になる 前歯のインプラント治療にかかる費用相場 前歯のインプラント治療にかかる期間 前歯のインプラント治療中の仮歯について 前歯をインプラントにした場合の注意点 日頃のケアをしっかり行う 喫煙を控える 前歯のインプラント治療の流れ まとめ 前歯はインプラントができない?難しいとされる理由を紹介 なぜ前歯をインプラントするのが難しいのか解説します。 審美性の影響が強い部分のため 前歯は審美性が強い部分であるため、奥歯よりも難易度が上がります。前歯は奥歯よりも目立つため、左右のバランスや歯の形がくっきり見えないと審美性が悪くなりやすいです。したがって、前歯のインプラントは奥歯のインプラントよりも技術力が必要とされ、高い技術がないときれいな見た目になりません。 前歯のインプラントを希望する方は機能性だけでなく、審美性も重要視する方が多いです。そのため、インプラントを埋入しても患者が納得できない場合もあり、前歯のインプラントは難しいとされています。 顎の骨が薄いため ほかの理由としては、前歯には顎の骨が薄いのも原因と考えられます。奥歯のインプラント治療は、顎の骨がしっかりしているため治療を行いやすいですが、前歯は顎の骨量が少なく治療しにくいです。骨量が少ないと骨を増やす施術が必要となり、別途費用がかかり高くなるケースもあります。 前歯をインプラントにするメリット 前歯をインプラントするのは難しいですが、前歯をインプラントするメリットがいくつかあります。どのようなメリットがあるか確認しましょう。 周囲の歯を削らずに治療ができる 前歯をインプラントにすると、周囲の歯を削らずに治療を行えます。前歯は見た目が大事であり、健康な歯を削ると見た目が悪くため、歯を削らない治療が推奨されます。 自然な見た目に仕上がる 前歯は、会話する際に一番目につく部位です。もしブリッジ療法で前歯を治している場合は針金が見えることもあるため、審美性が保たれないのがデメリットです。インプラント治療は自然な歯と変わらない審美性のため、笑ったりご飯を食べたりしても違和感がありません。 他の治療法に比べ食べ物をしっかり噛める ブリッジや入れ歯に比べて、インプラント療法はしっかり食べ物を噛めるのがメリットです。インプラントは咀嚼する力が高く、自然な歯と同じくらいの力で噛めるので、硬い食べ物を食べられます。食事を楽しくするためには、しっかりと自分の力で噛むことが重要で顎の骨を鍛えることにもつながります。 定期的なメンテナンスを行えば寿命が長い ブリッジや入れ歯に比べて、寿命が長いのも特徴のひとつです。インプラントは一度手術を行えば、メンテナンスを定期的に行うことで長期的に使用できます。ブリッジや入れ歯は、食事の食べカスなどがはさまったり、きれいに歯磨きできなかったりするため、歯周病や虫歯にもなりやすいです。インプラントは歯茎に直接埋入させるため、そのような問題は生じません。 前歯をインプラントにするデメリット 前歯をインプラントにするメリットをいくつか挙げましたが、もちろんデメリットもいくつかあります。どのようなデメリットがあるか確認しましょう。 インプラント接続部分が見える可能性がある インプラントは自然の歯に見える審美性が高いのが特徴でしたが、状態によっては接続部分が見えることもあります。前歯の骨量によっては、アバットメントが見える場合があるので注意が必要です。 治療費が高額になる 前歯のインプラントは、高い技術力が必要なため費用が高額になる場合があります。ブリッジや入れ歯よりも高額になるため、あらかじめ予算を計算しておく必要があります。 前歯のインプラント治療にかかる費用相場 前歯のインプラントの費用は、奥歯をインプラントにするのと費用はそれほど変わりません。しかし先ほども申しあげたとおり、前歯はインプラントにするのが難しいため、歯科医院によっては費用が高い場合があります。 前歯の平均費用相場は、30万円~50万円といわれており、手術費用や検査代、インプラント本体などの合計が総額です。インプラントの材質、顎の骨の状態によって施術内容が異なるので確認が必要です。 前歯のインプラント治療にかかる期間 前歯のインプラント治療を開始すると、長期的に通院する必要があります。インプラントは手術を終えたあとも、定期的に歯科医院の診察を受けなければいけません。半年間は治療にかかる期間と考え、計画的に治療していくことが求められます。 前歯のインプラント治療中の仮歯について 「前歯のインプラント治療を終えたあとは前歯が抜けたままなのでは」と感じる方もいるでしょう。手術が終われば仮歯を埋入して、歯茎が安定するまではその状態で過ごします。インプラントの材質は金属やセラミックで作られている場合が多いですが、仮歯はプラスチックで作られています。仮歯でも白色のプラスチックで作られており、自然な歯と変わらない見た目なので、審美性はそれほど気にする必要はありません。 前歯をインプラントにした場合の注意点 前歯をインプラントにした際の注意点について確認してください。 日頃のケアをしっかり行う 前歯をインプラントにした場合は、日頃のケアをきっちり行う必要があります。日頃のケアをきっちり行わないと、歯茎下がりが起こりインプラントの接続部分が見えることもあります。定期的に歯磨きを行い、歯茎をマッサージすることで歯茎下がりを防ぎましょう。 喫煙を控える 喫煙すると、ニコチンや一酸化炭素の影響でインプラントの寿命が短くなります。また手術後に喫煙すると、手術の傷口が治りづらいため、前歯のインプラントを行ったあとは喫煙を控えなければいけません。 前歯のインプラント治療の流れ 前歯のインプラント治療の流れを解説します。 1.       カウンセリングや相談 2.       一次手術 3.       二次手術 4.       インプラントの型取りと作成 前歯のインプラント治療は奥歯のインプラント治療と流れは同じです。カウンセリングを受けて手術内容や費用の確認を行い、問題なければ二度の手術を行います。一次手術と二次手術の術後には治療期間があります。無事二度の手術が終われば、インプラントの型取りと上部構造を作成します。きちんと問題なく装着できれば、インプラント治療は終了です。 まとめ 今回は、前歯のインプラントについての概要や費用相場について解説しました。前歯は奥歯よりも治療が難しいですが、費用面ではそれほど差はありません。ただし前歯をインプラントする際は、顎の骨が少ないことから費用が高くなるケースもあります。またインプラント手術を終えたあとは喫煙を控え、きちんと手入れすることで長期的にインプラントを使用できます。歯科医師の指導をきちんと守り、インプラントの寿命を延ばしていきましょう。

  • インプラントの平均寿命は?ダメになる原因や寿命を延ばすポイントを紹介

    インプラント治療は高額なため、できるだけ長く使用したいと考えている方は多いのではないでしょうか。インプラントを適正な方法で使用しないと寿命が短くなるため、インプラントの使用方法について知る必要があります。そこで今回は、インプラントの平均寿命やインプラントがダメになる原因について詳しく解説します。インプラントの寿命を延ばすポイントについても紹介するので、インプラント治療を考えている方はぜひ参考にしてください。 目次 インプラントの平均寿命は? インプラントと入れ歯、ブリッジの寿命の違い 入れ歯の寿命 ブリッジの寿命 インプラントが寿命前にダメになってしまう原因 噛み合わせが悪いまま使っている 定期的なメンテナンスを行っていない 喫煙習慣がある 細菌感染が起こっている 周囲の歯に問題がある インプラントの寿命を延ばすためのポイント 日頃のブラッシングやケアを適切に行う 歯ぎしりや食いしばりの対策をする 通院しメンテナンスは必ず行う インプラントの寿命がきた場合はどうする? まとめ インプラントの平均寿命は? インプラントの平均寿命は約10年~15年といわれており、治療してからインプラントを10年後も使用している方の割合は9割を超えます。年々インプラントの埋め込む技術が発達しているため、平均寿命も延びています。しかしいくら技術が発達しても、医師の技術不足や患者自身がメンテナンスを怠れば寿命は縮まります。インプラントの寿命を延ばす方法について、患者自身が意識しなければいけません。 インプラントと入れ歯、ブリッジの寿命の違い インプラントは約10年~15年の寿命がありますが、入れ歯やブリッジはどのくらいの寿命なのでしょうか。具体的にみていきましょう。 入れ歯の寿命 入れ歯の寿命は、約4~5年といわれています。入れ歯の場合は、ばねをひっかけて使用することが多いため、故障部分によっては修理で直る場合があります。また人によってかみ合わせや口内の状況が違うため、寿命の年数も大きく異なる特徴があります。部分入れ歯は、インプラントやブリッジよりも接触することが多いため、平均寿命は短めといえます。 ブリッジの寿命 ブリッジの場合は、約7年~8年といわれています。ブリッジは周りの健康の歯を削る必要があるため、健康な歯の寿命を同時に縮める可能性があります。また歯と歯の上に被せものを被せるため歯石が溜まりやすく、虫歯や歯周病になりやすいのがデメリットです。歯茎が炎症してしまうと、ブリッジが安定せず寿命が短くなります。 インプラントが寿命前にダメになってしまう原因 インプラントには寿命がありますが、使い方を間違ってしまうと通常よりも早く使えなくなります。インプラントの寿命がダメになる原因について確認してください。 噛み合わせが悪いまま使っている かみ合わせが悪い状態では、寿命が短くなります。上部構造物がずれている場合や、適切な位置にインプラントを設置できていない場合などは、医師にすぐに相談する必要があります。インプラントがダメになるだけでなく、インプラント周囲炎になり出血が止まらなくなる場合もあります。 定期的なメンテナンスを行っていない 定期的にメンテナンスを行わないと、インプラントの寿命が短くなります。インプラントは手術が終わればそれで終了するのではなく、日頃の定期的なメンテナンスが重要です。メンテナンスを怠るとインプラント周辺の歯茎が歯周病になり、長期的に使い続けられません。医師から指導を受けたメンテナンス法をしっかり守り、異常があればすぐに相談することが大切です。 喫煙習慣がある 喫煙はインプラントの寿命を短くするため、喫煙習慣がある方は要注意です。インプラントだけに限らず、虫歯や歯周病の原因にもなるため、歯の健康を守るには喫煙を控えるのが望ましいです。 細菌感染が起こっている 細菌感染が起こるとインプラントの寿命が縮まります。細菌感染により歯茎の周囲に炎症が起こると、歯の抜け落ちにつながります。メンテナンスを定期的に行い、細菌感染を防ぐとインプラントの寿命を延ばせるでしょう。 周囲の歯に問題がある 周囲の歯に問題がある場合も、インプラントの寿命を短くします。周囲の歯のかみ合わせが悪い場合は、インプラントに過剰な圧力がかかる恐れがあります。歯のバランスが非常に重要で、周囲の歯に問題があるとインプラントだけでなく歯周病などほかの病気につながる恐れがあります。 インプラントの寿命を延ばすためのポイント インプラントの寿命を延ばすには、患者自身も注意して行動する必要があります。具体的にどのような行動を取ればよいか確認してください。 日頃のブラッシングやケアを適切に行う 日頃のブラッシングやケアをきっちり行いましょう。インプラントは虫歯にならないからといって、ブラッシングをしなくてよいわけではありません。インプラント自体は虫歯にはなりませんが、周りの歯が虫歯になったり歯茎が歯周病になったりします。そのため、ケアを患者自身で行う必要があるため、インプラントを行った際はより歯の手入れに力を入れましょう。毎日の歯磨きはもちろんのこと、なにか問題があれば病院の先生に相談するようにしてください。 歯ぎしりや食いしばりの対策をする 歯ぎしりや食いしばりを対策すれば、インプラントの寿命が延びます。寝ている間に知らずに歯ぎしりをしている場合があるため、ご家族の方に歯ぎしりをしていないか確認してもらってください。もし寝ている間に歯ぎしりをしてしまっている場合は、専用のマウスピースなどをつけて対策する方法もあります。もし対策の仕方がわからない場合は、歯科医師に相談して歯ぎしりを行わないように改善しましょう。 通院しメンテナンスは必ず行う インプラント治療を終えると、メンテナンスに通わなくなる方がいます。しかし定期的にメンテナンスを行わないと、インプラントが損耗して寿命が10年ももたなくなる可能性があります。せっかく高いお金を支払ったのにインプラントの寿命が短くなるのはもったいないため、きちんとメンテナンスに通いましょう。 インプラントの寿命がきた場合はどうする? インプラントに寿命がきた場合は、損傷している部分だけを新しくしたり、被せ直したりすれば直るケースがあります。もし保証期間内である場合は無償で治してくれる歯科医院もあるため、保証期間について再度確認が必要です。 ただし、定期的な歯科医院のメンテナンスをご自身の判断で受けていなかったり、指導された方法でメンテナンスを行っていなかったりする場合は、保証対象外になる場合があります。医師の指導に協力的でない場合は保証対象外になるため、定期健診などはきっちり行くようにして、できるだけ長くインプラントを使用しましょう。 まとめ 今回はインプラントの平均寿命やダメになる原因について解説しました。インプラントは約10年~15年の寿命といわれており、適切な方法で使用しないと寿命が短くなってしまいます。かみ合わせが悪い状態で使い続けたり、メンテナンスをきっちり行わなかったりすると、10年も使用できなくなります。 長期的に使用し続けるには、医師の指導を徹底し、定期的に歯科医院のメンテナンスを受ける必要があります。インプラント治療は高額な治療なため、長い間使用続けるためにも適切な管理を行いましょう。

  • インプラントのメリット・デメリットを解説!治療のトラブル例も

    インプラント治療を行えば自然に食べ物を食べられたり、美観がよくなったりしますがデメリットもいくつかあります。インプラントでは治療トラブルが発生することもあるため、インプラント治療のリスクについてきちんと把握しておくことが重要です。そこで今回はインプラント治療のメリット・デメリットについて詳しく解説します。 目次 インプラント治療のメリット4つ 審美性が高く天然の歯と見た目が近い 周りの健康な歯を削る必要がない 硬い食べ物でもしっかり噛める 入れ歯と違い取り外す必要がない インプラント治療のデメリット4つ 自由診療のため治療費が高額になる 治療期間が一般的な歯科治療より長期に渡る 治療後も定期的なメンテナンスへ通う必要がある 外科手術のため多少のリスクがある インプラント治療に伴うトラブルの例 埋入したインプラントが固定されない インプラント周囲炎になる 上部構造物が欠けてしまう 腫れや、痛み内出血が長期続く 手術中に神経を損傷してしまう インプラント治療は信頼のできるインプラント専門医へ インプラント治療のメリット4つ インプラント治療を行うとさまざまなメリットがあります。ここでは4つのメリットについてご紹介します。 審美性が高く天然の歯と見た目が近い インプラント治療を行うと審美性が高く、自然の歯と変わらない見た目になります。入れ歯やブリッジ療法だと自然な歯に見えないことがあり、見た目が気になる方もいます。しかしインプラントは、より自然な歯に見えるため、会話していても自分の歯を気にすることはありません。審美性について気にすることなく、楽しく会話ができます。 周りの健康な歯を削る必要がない インプラント治療は周りの健康な歯を削る必要がないため、健康な歯を維持できます。抜けてしまった歯を治す方法としてブリッジ療法がありますが、ブリッジ療法は健康な歯を削らなければいけません。健康な歯を削り、その上から被せものをして治すため、健康な歯をきれいなまま残したいという方にはブリッジ療法は不向きです。 一方インプラントは、健康な歯を削らずに挿入したい部分のみの治療となるため、美観を保ったまま治療できるのがメリットです。 硬い食べ物でもしっかり噛める インプラントは人工な歯を没入させるため、硬い食べ物でもしっかり噛めます。入れ歯やブリッジなどではかみ合わせがよくない場合がありますが、インプラントを行えば、自然の歯のように扱えるため食事をすることも楽しくなります。 入れ歯と違い取り外す必要がない インプラントは入れ歯のように取り換える必要がありません。一度手術を行えば、それ以降は交換不要なため、長期的に使用し続けられます。ただし定期的に検診を行う必要があるため、手術が終わったら通院しなくてもよいわけではありません。 インプラント治療のデメリット4つ インプラント治療はメリットばかりでなく、デメリットもいくつかあります。ここではデメリットを4つご紹介します。 自由診療のため治療費が高額になる インプラントは自由診療になるため、保険が適用されず費用が高額になります。保険が適用される場合は3割負担で済みますが、インプラント治療は保険適用外になるため全額自己負担です。ただし先天的や後天的など、顎の造成不足などの症状の場合は、保険が適用されるケースもあります。美観を保つためや歯が抜けただけの治療では、保険適用外なのでご注意ください。 治療期間が一般的な歯科治療より長期に渡る インプラント治療は長期的な治療です。手術を行うだけでなく定期的に消毒や検診が必要なため、歯科医院にもよりますが半年以上はかかります。長期的な治療を要するため、重要な予定がある場合は、その日程を避けて治療を行う必要があります。 治療後も定期的なメンテナンスへ通う必要がある 一般的な歯の治療は虫歯を治せば終了ですが、インプラント治療は定期的にメンテナンスに通う必要があります。なぜなら人工の歯を直接埋め込むため、体に適しているか確認する必要があるからです。きっちりメンテナンスしなければいけないため、手術後も何度か通院する必要があります。 外科手術のため多少のリスクがある インプラント手術はある程度のリスクがあります。インプラント手術はメスを使用するため、神経を傷つけたり出血が止まりにくかったりする場合もあります。手術が必ず成功するとは限らないため、外科手術のリスクを十分承知したうえでインプラントを行ってください。 インプラント治療に伴うトラブルの例 インプラント治療を行って手術した後に歯茎が痛くなったり、インプラントが固定されなかったりする場合があります。具体的にどのようなトラブルがあるか確認しましょう。 埋入したインプラントが固定されない 医師の技術や患者の状態によっては、埋入したインプラントが固定されない場合があります。また顎の骨量が足りない場合は手術を行えない場合があるため、ご自身の顎の状態を確認する必要があります。骨量不足の場合は骨を強化する必要があり、腕のある医師の診察が重要になります。インプラント治療を行えるか、手術前にきちんと診断してくれる歯科医院を探しましょう。 インプラント周囲炎になる インプラント周囲炎になる可能性もあります。インプラント周囲炎は、初期段階の症状として歯茎から血が出ます。歯茎から出血したまま放置してしまうと、バイ菌が溜まって腫れ、膿が出ることもあります。インプラント治療を行ったあとに、異変に気づいたらすぐに病院に行きましょう。 上部構造物が欠けてしまう 歯ぎしりをしたり、かみ合わせが悪かったりすると上部構造物が欠けてしまうこともあります。適切なサイズのインプラントを埋入しないと、かみ合わせが悪く上部構造物が欠けてしまいます。 腫れや、痛み内出血が長期続く インプラント手術を行ったあとは、2、3日歯茎が腫れる場合があります。長くて1週間腫れることもありますが、それ以上腫れる場合はすぐに医師に相談する必要があります。放置するとバイ菌などが入りさらに悪化するため、インプラント手術を行ったあとはきちんとケアすることを意識してください。 手術中に神経を損傷してしまう インプラント手術はメスを使用するため、神経を損傷させてしまう可能性があります。基本的には失敗することはないですが、あまり手術経験の少ない歯科医師の場合は失敗する可能性がゼロとは言い切れません。そのため、患者側もある程度手術についてリスクを覚悟する必要があります。手術の成功率を高めるためにも、腕のあるインプラント専門の歯科医師に治療してもらうのがよいでしょう。 インプラント治療は信頼のできるインプラント専門医へ 今回はインプラントのメリット・デメリットについて解説しました。インプラント治療を行うと、自然に食べ物を噛めるようになり美観も保てます。一方でインプラント治療は高額であるため、治療費を払えない方もいるのがデメリットでしょう。またインプラント手術はメスを使用するため、手術の失敗の可能性もあります。 技術力が必要であるため、インプラントを行ってくれる歯科医院を探すときは費用の安さだけで選んではいけません。インプラント治療に対する技術と知識の豊富なインプラントの専門医に治療してもらうのがもっともよいといえるでしょう。

  • インプラントは保険適用される?適用条件や治療費を軽減させる方法を解説

    「治療費が高くてインプラント治療を受けられない」とお悩みではないでしょうか。インプラント治療は自由診療にあたり、基本的には保険適用外になるため、全額自己負担しなければいけません。しかし、すべてのインプラント治療が保険適用外になるわけではなく、例外的に保険が適用されるケースがあります。そこで今回は、インプラント治療の保険適用範囲や治療費を軽減させる方法について解説します。 目次 インプラント治療は一般的に保険適用外 インプラント治療は生命保険の対象になる? 生命保険は対象外 先進医療特約は受けられる? 入院給付金が支払われる場合も インプラントの治療費負担を軽減させる方法 医療費控除を利用する 医療費控除で戻ってくる金額の目安 まとめ インプラント治療は一般的に保険適用外 インプラント治療は基本的に保険適用外なため、ご自身で費用をすべて負担しなければいけません。インプラントの費用相場は平均40万円~80万円といわれており、一括で支払おうとすると家計の失費も大きいでしょう。なかにはデンタルローンを組んで、分割払いでインプラント治療を行う方もいます。 一般的にはインプラント治療は保険適用外ですが、いくつか条件が当てはまればインプラント治療でも保険適用になるケースがあります。どのような場合に保険適用されるか知っておくことで負担が軽くなる場合もため、保険適用条件について確認しましょう。 インプラント治療は生命保険の対象になる? 高額のインプラント治療は、生命保険の対象になるか気になる方も多いでしょう。生命保険や先進医療特約について解説します。 生命保険は対象外 インプラント治療は、生命保険の対象外です。生命保険対象の診療は、医療診療報酬点数表で計算を行う必要があり、インプラントはこの医療診療報酬点数表で計算されないため対象外になります。生命保険の対象外ではありますが、先ほども申しあげたとおり、先天的や後天的理由でインプラント治療が必要になった場合は、保険が適用されます。 先進医療特約は受けられる? 現在のインプラント治療は、先進医療特約を受けられません。先天的や後天的理由の方を対象に2012年3月31日までは、インプラント治療の一部が先進医療特約として定められていました。しかし2012年4月以降は、先天的や後天的理由の方が保険適用された関係で、現在ではインプラント治療は先進医療ではなくなっています。したがって、先天的や後天的理由でインプラント治療を受ける場合は、先進医療特約ではなく、保険適用の制度を利用して治療を受けます。 入院給付金が支払われる場合も 入院給付金は、インプラント治療が保険対象である方にのみ支払われます。歯の美観を保つ目的の方は、入院したとしても給付金は対象外であるため注意が必要です。 インプラントの治療費負担を軽減させる方法 先進医療特約や入院給付金、生命保険の対象でない方でも医療費控除を利用できます。医療費控除を行えば、支払った費用の一部が還付される場合があるため、医療費控除について知っておく必要があります。医療費控除の具体的内容やどのくらいの金額が還付されるのか詳しくみていきましょう。 医療費控除を利用する 医療費控除は保険適用と異なり、だれでも条件を満たせば還付を受けられます。そもそも医療費控除とは、1年間に支払った医療費に対する所得控除のことを指し、年間10万円以上治療費を支払った場合に還付を受けられます。インプラント治療は高額になるため、インプラント治療を行った方は基本的には、医療費控除を行って給付金の還付を行うことが多いです。 医療費控除で戻ってくる金額の目安 医療費控除で戻ってくる金額の目安について解説します。医療費控除の計算式は、以下のとおりです。 (医療費総額-保険金補填額)-(10万円もしくは所得の5%)=医療費控除額医療費控除額からそれぞれの所得税に応じて戻ってくる金額が変わります。具体的にどのぐらい還付されるか実例をもとに確認してください。 例 1)     年収150万円、治療費総額100万円の場合 (100万-20万)-(150×5%)= 72万5,000円 医療費控除額は72万5,000円 年収150万円の方の所得税率は5%のため還付される金額は、 72万5000円×5% = 3万6250円です。 例 2)     年収300万円、治療費総額100万円の場合 (100万-20万)-(10万)= 70万円 医療費控除額は70万円 年収300万円の方の所得税率は10%のため還付される金額は、 70%×10% = 7万円です。 年収が高い人や医療費が高額になれば、還付される金額も高くなります。インプラント治療の場合は保険適用がないため、このような医療費控除を利用して還付を受けるのがよいでしょう。治療費や所得の合計によって還付される金額が異なりますが、きちんと手続きすれば還付金を受け取れるため、忘れず確定申告を行いましょう。 まとめ 今回はインプラントの保険適用や適用条件について解説しました。基本的にはインプラント治療は保険適用がなく、先天的や後天的でないと保険適用されません。生命保険の対象でもないため、費用の負担を抑えるには医療費控除で還付を受けるのがよいでしょう。医療費の合計や収入に応じて還付される金額が変わるため、事前に調べてどのくらい給付されるか確認してインプラント治療を行いましょう。

  • インプラント治療で利用できるデンタルローンを解説!利用条件や流れも

    インプラント治療は保険適用がないため、支払いが厳しい方も多いのではないでしょうか。インプラントの費用相場は40万円~80万円ほどであり、一括払いであると家計への出費がものすごく大きいです。しかし現在では、一括で支払えない方でもデンタルローンを利用できるため、インプラント治療を受けられる可能性があります。そこで今回は、デンタルローンの概要や利用条件、申し込むまでの流れについて解説します。インプラント治療が高額で支払えないと感じている方は、ぜひ参考にしてください。 目次 インプラント治療で利用できる『デンタルローン』とは? 自由診療を対象とした歯科治療費専門のローンのこと デンタルローンは医療費控除の対象にもなる インプラント治療でデンタルローンを利用するメリット 手元にまとまったお金が無くても利用できる 治療費用の分割払いができる 妥協せずに歯科治療ができる カードローンやフリーローンに比べて金利が低い傾向にある インプラント治療でデンタルローンを利用するデメリット 審査が必要・必ずローンが組めるとは限らない 総支払い額が増える可能性がある インプラント治療でデンタルローンを利用する条件 インプラント治療でデンタルローンを利用する場合の利用可能金額は? インプラント治療でデンタルローンを利用する場合の流れ まとめ インプラント治療で利用できる『デンタルローン』とは? インプラント治療で利用できるデンタルローンとは、歯科治療で利用できる立替サービスのことです。インプラント治療は保険適用がないため、デンタルローンを利用する方が多いです。デンタルローンを利用すれば、通常のクレジットカード支払いにはないメリットもいくつかあります。デンタルローンとは、どのような内容なのか確認しましょう。 自由診療を対象とした歯科治療費専門のローンのこと デンタルローンとは、自由診療を対象とした歯科専門のローンのことです。自由診療では保険が適用されないため、デンタルローンを利用しないと支払えない方も多いです。一括で支払えない方のために用意されたサービスがデンタルローンであり、インプラント治療を諦めかけていた方にうれしいサービスといえます。 デンタルローンは医療費控除の対象にもなる デンタルローンは分割で支払えるだけでなく、医療費控除の対象にもなります。医療費控除とは、年間の医療費が10万円以上かかる場合に還付される制度です。インプラント治療を受ける場合は、基本的には医療費控除の申請を行います。払い過ぎた医療費が一部還付されるため、資金に余裕がない方でも安心してデンタルローンを利用できます。 インプラント治療でデンタルローンを利用するメリット インプラント治療でデンタルローンを利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。インプラント治療でデンタルローンを利用するメリットをいくつか紹介します。 手元にまとまったお金が無くても利用できる デンタルローンを利用すれば、治療開始時にお金がなくても治療を受けられる場合があります。一括払いではないため、お金がなくて諦めかけていた方もインプラント治療ができるのがメリットといえます。 治療費用の分割払いができる デンタルローンを利用すると、月々の分割払いで支払えます。一般的には最大84回払いまで可能なため、毎月の出費を大幅に減らせます。 妥協せずに歯科治療ができる デンタルローンを利用すれば、金銭的な問題で妥協せず治療できるのがメリットでしょう。あまりお金に余裕がない方でも、現在の歯の状態でベストな治療を選べるため、金銭の心配はありません。また車の購入や家のローンのように頭金を用意しなくても利用できるため、安心してインプラント治療が行えます。 カードローンやフリーローンに比べて金利が低い傾向にある デンタルローンは金利が低い傾向にあり、カードローンで支払うよりもお得です。デンタルローンは医療に対する支払いなので、ローンの使用を考えている方はデンタルローンを組むほうがよいでしょう。また消費者ローンの審査が通らなくても、デンタルローンでは審査が通ることもあるため、金利の低いところでローンを組むことをおすすめします。 インプラント治療でデンタルローンを利用するデメリット デンタルローンにはメリットがたくさんありますが、デメリットもいくつかあります。どのようなデメリットがあるか確認してください。 審査が必要・必ずローンが組めるとは限らない デンタルローンは審査があり、必ずローンを組めるとは限りません。クレジットカードの審査同様に個人の資産状況や支払い能力を提出する必要があるため、返済能力がないと判断された場合には利用できません。 もしデンタルローンで審査が落ちた場合は、フリーローンを組むのもよいでしょう。フリーローンはデンタルローンに比べると金利が高いですが、審査の基準が低いためローンを組みやすいです。 総支払い額が増える可能性がある デンタルローンは、クレジットカードなどのフリーローンと比べると金利は安いですが、現金払いと比べると支払総額は増えます。デンタルローンは一括で現金支払いするよりも費用が高くなるため、手元にお金がある方は一括支払いしたほうがよいでしょう。 インプラント治療でデンタルローンを利用する条件 インプラント治療でデンタルローンを利用する条件はいくつかあります。以下に該当する方は審査が通りにくいので注意が必要です。 ●        学生 ●        主婦 ●        アルバイトやフリーター ●        ほかのローンがたくさん残っている ●        ブラックリストに載っている 上記に当てはまる方はデンタルローンの審査が通りにくく、親族に支払ってもらう方もいます。家族に支援してもらえない場合は、職の勤続年数を増やしたり、残っているローンを先に完済したりすることでデンタルローンの基準を満たすことが優先されます。ほかの支払いローンが残っていても保証人を記載すれば審査に通りやすくなる場合もあり、ご家族に保証人になってもらえるか確認するのもよいでしょう。 インプラント治療でデンタルローンを利用する場合の利用可能金額は? デンタルローンの利用可能金額は、借りる金融機関によって異なりますが、500万~800万ほど借りられることが多いです。ご自身の収入や負債状況に応じても変動するため、金融機関に確認してください。 インプラント治療でデンタルローンを利用する場合の流れ インプラント治療でデンタルローンを利用する場合の流れは以下のとおりです。 1.       申し込みたい金融機関に申請書を提出する 毎月の返済額や治療名など申し込みに必要事項を記載し提出する。 2.       申請の結果の連絡を受ける 3.       口座振替の手続き 4.       毎月の支払い デンタルローンの申請を希望の金融機関に提出して、審査結果を待ちます。各金融機関により審査基準がそれぞれ異なるため、審査に落ちた場合はほかの金融機関にデンタルローンの申請を行うことも可能です。利子や支払期限なども異なるため、ご自身の支払い能力に合う金融機関をみつけて、上手くデンタルローンを活用しましょう。 まとめ 今回はインプラント治療で利用できるデンタルローンについて解説しました。デンタルローンを利用すれば、一括の返済を減らせるため、手元に資金がなくても利用できるのがメリットです。何十万円もかかる費用を分割払いできるので、もしも現在お金がない場合はデンタルローンの利用を検討しましょう。ただしデンタルローンはだれでも利用できるわけではないため、上記で紹介した内容を確認してインプラント治療を行いましょう。

  • インプラント治療の名医を見分ける11のポイントを紹介!

    インプラント治療はメスを用いて手術を行うため、腕のある歯科医に治療してもらう必要があります。知識や技術のない歯科医に治療してもらうと、失敗したり希望どおりにならなかったり、あとに大きなトラブルになる可能性があります。 またインプラント治療は基本的には保険適用がないため、極力費用を抑える必要があります。費用を押さえて良心的な歯科医院の探し方について知っていれば、インプラント治療で損をすることはないでしょう。そこで今回は、インプラント治療の名医を見分ける5つのポイントについて解説します。インプラント治療の歯科医院選びで失敗しないためにも、次のポイントを押さえて探してください。 目次 インプラント治療の名医の見分ける5つのポイント 【ポイント1】インプラント専門医の資格を取得しているか 【ポイント2】症例数・難易度の高い実績があるか 【ポイント3】最新の技術や知識を取り入れているか 【ポイント4】骨造成治療ができるかどうか 【ポイント5】医師は高圧的ではなく丁寧に治療説明を行っているか インプラント治療の歯科医院を選ぶ際の6つのポイント 【ポイント1】治療設備は整っているか 【ポイント2】保証制度・アフターフォロー体制が整っているか 【ポイント3】衛生管理に問題はないか 【ポイント4】費用面に問題はないか 【ポイント5】使用するインプラントの材料に問題はないか 【ポイント6】スタッフの対応に問題はないか まとめ インプラント治療の名医の見分ける5つのポイント インプラント治療を行ってくれる名医の見分け方について、5つのポイントをご紹介します。 【ポイント1】インプラント専門医の資格を取得しているか まず、インプラントの専門医の資格を所有しているか確認してください。インプラントの専門医の資格はいくつかありますが、有名な資格として「日本口腔インプラント学会」の資格があります。日本口腔インプラント学会の専門資格を所有している方は、全国を探しても数少なく、信頼のおける資格のひとつです。通いたい歯科医師の所有資格を調べることで、名医かどうかを判断できます。 【ポイント2】症例数・難易度の高い実績があるか 歯科医師のこれまでの実績を確認するのもよいでしょう。なかには歯科医院を開業したばかりで、あまりインプラント治療になれていない歯科医師もいます。どれだけ実績があるかは、訪れたい歯科医院のホームページに記載している場合があるため、一度調べてからカウンセリングを受けることをおすすめします。 【ポイント3】最新の技術や知識を取り入れているか 訪れたい歯科医院に最新機械が搭載しているかも重要です。医療は日々進化しているため、新しい知識や技術の習得が必須といえます。昔からやり方を変えていないような歯科医院では、現在の歯科医療に適していない場合があります。 【ポイント4】骨造成治療ができるかどうか 歯周病により歯が抜けている方や、不適合な入れ歯による生活により骨量が不足している方は、インプラント治療が難しい場合があります。骨量が少ない場合は骨造成治療が必要になりますが、骨造成治療をおこなえる歯科医は少ない傾向にあります。つまり、骨造成治療ができる医師であれば、歯が抜けている方や骨量が不足している方にもインプラント治療ができる名医である可能性が高いといえるでしょう。 【ポイント5】医師は高圧的ではなく丁寧に治療説明を行っているか インプラント治療は自由診療なため、丁寧な説明を行ってくれるかも重要です。なかには不必要な施術を高圧的に勧める医師もいるため、高圧的な医師かどうかの判断はコミュニケーションを丁寧に行うかで判断してください。患者と相談することなく、一方的に作業を進めるような歯科医師は避けるべきです。 インプラント治療の歯科医院を選ぶ際の6つのポイント 名医だけでなく、歯科医院も意識して適切なところを選ぶ必要があります。具体的にどのようなポイントを意識して選ぶべきか、6つのポイントを確認しましょう。 【ポイント1】治療設備は整っているか 通いたい歯科医院に、治療設備がきちんと整っているか事前に調べましょう。最新技術を搭載している歯科医院では、メスを使用しない低侵襲手術を行っていたり、精度の高い3DCADを使用していたりします。メスを使用しないことで手術時間を短縮し、施術ミスを減らせるため近年多くの歯科医院で導入されています。導入されている医療器具が最新かどうか、通いたい歯科医院の公式ホームページで確認してから通院することをおすすめします。 【ポイント2】保証制度・アフターフォロー体制が整っているか インプラント治療は一度の手術だけではなく、定期的に検診を受けなければいけません。インプラントをした人工の歯は虫歯にはなりませんが、周りの歯は虫歯や歯周病になるため、アフターフォローをきっちり行う必要があります。そのため丁寧にアフターフォローを行ってくれる歯科医院を探さなければいけません。 また、インプラント治療の保証制度も確認する必要があります。万が一失敗したときの保証や痛みが発生したときなど、明確に説明してくれる歯科医院で治療を受けることを推奨します。 【ポイント3】衛生管理に問題はないか 歯科医院の清掃状態や、滅菌診療室の感染症対策などについても確認が必要です。インプラント治療は手術を行うため、感染症対策を行う必要があります。受付や診療室などがきれいな歯科医院はきちんと感染症対策を行っている可能性が高いので、通院した際に確認してください。 【ポイント4】費用面に問題はないか インプラントの費用相場と照らし合わせて、適正価格かどうかも確認してください。インプラントの費用相場は25万円~50万円といわれており、インプラントの素材や受ける施術によって大きく前後します。あごの骨量が不足している場合は費用が高くなるため、カウンセリングを受けた際に内訳についてもよく調べる必要があります。 【ポイント5】使用するインプラントの材料に問題はないか インプラントの素材にはいくつか種類があるため、ご自身の体にあっているものを選ぶ必要があります。金属アレルギーの方はそもそもインプラント治療を受けられない可能性もあるので、事前に医師と相談しましょう。 またインプラントの材料によっては、費用や性能が大きく変わります。インプラント治療をする際はインプラントの材料のメリット、デメリットをきちんと理解してから治療を受けるのがよいでしょう。 【ポイント6】スタッフの対応に問題はないか 丁寧な対応を行ってくれるスタッフがいるかどうかも確認しましょう。対応があまりよくない歯科医院は、歯科医師の技術もあまり高くないことが多いです。インプラント治療は長期的に通う必要があるため、歯科医院全体の雰囲気も重要です。コミュニケーションがしっかりとれるかだけでなく、接客態度など総合的に判断して信頼のおける歯科医院を選びましょう。 まとめ インプラント治療の名医を分けるポイントについて、主に11ポイント解説しました。インプラント治療は、知識と技術のある歯科医師に治してもらうのが理想です。スキルの高い医師を探すには、症例数や実績、資格の有無を確認するのがよいでしょう。 また、歯科医師だけでなく歯科医院も適切なところを選ばなければいけません。歯科医院のなかには、導入機材が古いものを使用していたり、最新の技術について知らなかったりするところもあります。インプラント治療を行ってもらうには、腕のある最新医療を熟知した歯科医師に治してもらうのがよいです。そのためには、インプラント治療を専門とする歯科医院を選ぶ必要があります。今回紹介した内容を踏まえて、適切な治療を行ってくれるインプラント治療の名医をお探しください。

  • インプラント治療の専門医の選び方を紹介!専門医のチェックポイントも

    インプラント治療は外科手術を行うため、腕のあるインプラントの専門医を探す必要があります。インプラント治療を行ってくれる歯科医院はたくさんありますが、実績数や料金、導入器具などいくつかのチェックポイントを考慮して探す必要があります。腕のある良心的な歯科医師に治療してもらわないと、治療後に大きなトラブルになるケースもあります。そこで今回は、インプラントの専門医の選び方やチェックポイントについて解説します。 目次 インプラント治療の専門医とは? インプラント治療の専門医の選び方 医学的エビデンスの収集や技術の向上を目指しているか さまざまな症例に対応・成功しているか 安全な環境、設備・機械を導入しているか インプラント治療以外の治療にも精通しているか 麻酔科医との連携がされているか アフターケア体制が整っているか 医師との相性は問題ないか 事前のカウンセリングは丁寧に行われているか 料金内訳・料金説明に問題はないか インプラント治療のその他のチェックポイント スタッフの質が高いかどうか インプラントの素材は何を使用しているか まとめ インプラント治療の専門医とは? インプラント治療の専門医は、「口腔インプラント専門医」と呼ばれることがあります。公共社団法人である、日本口腔インプラント学会の認定資格の保有者のことを一般的には指します。口腔インプラント専門医になるためには、技術や知識がある一定以上の条件を満たす必要があり、認められた歯科医師のみ認定されます。 日本口腔インプラント学会以外にもインプラントの専門医の資格はいくつかありますが、資格によって認定条件がそれぞれ異なるため、資格を持っている方全員が同じ知識や技術をもっているわけではありません。 インプラント治療の専門医の選び方 インプラント治療の専門医をネットで検索してみると、たくさんのインプラント専門医がみつかります。しかし実際は本当に腕のあるインプラント専門医は少なく、技術力が高い歯科医師を見つけるのは容易ではありません。そこで、どのようにしてインプラント治療の専門医を選ぶべきか確認しましょう。 医学的エビデンスの収集や技術の向上を目指しているか 医学的根拠や技術の向上を日々目指している歯科医院に治療してもらいましょう。昔ながらの方法で治療を行っている歯科医院では、最新の治療法を理解していない可能性があります。医学の向上を目指さない歯科医院では、インプラントの治療が適切でない場合があるため注意が必要です。 さまざまな症例に対応・成功しているか インプラント治療だけでなく、幅広い治療にも精通しているかも重要です。インプラント治療を行うだけの医師では、インプラント以外の悪い症状を見つけてもらえない可能性があります。公式ホームページなどでインプラント以外の治療や実績数についても確認しましょう。 安全な環境、設備・機械を導入しているか 医療現場は技術の進歩がはやいため、最新の機材を使っているかどうかも重要です。環境や設備が整っているところで治療すれば、現在の最もよいとされる治療法を受けられる可能性が高いです。 インプラント治療以外の治療にも精通しているか インプラント以外の治療も行ってもらえるか確認しましょう。ほかの治療に精通していれば、インプラント治療を受けた際に歯周病や虫歯などの治療も同時に行ってくれます。わざわざ歯科医院を分ける必要がないため、インプラント以外の治療も行ってくれる歯科医院を選んでください。 麻酔科医との連携がされているか 麻酔科医と連携されているかも重要で、手術を行う歯科医師と麻酔を行う医師の両方がいるところは信頼できます。両方の医師がいるところをダブルドクターといいます。ダブルドクターはそれぞれ専門のスペシャリストであるため、安心して治療を任せられます。 アフターケア体制が整っているか アフターケア体制が整っている歯科医院に通えば、術後に問題があった場合にすぐ対応してくれます。インプラント治療は手術が終わったあとの消毒や検診を定期的に行う必要があるため、丁寧なアフターケアを行ってくれる歯科医院を探さなければいけません。 医師との相性は問題ないか きちんとコミュニケーションがとれるかどうかも重要で、歯科医師の一方的な治療判断で行うところは要注意です。こちらの要望を聞いてもらえない場合は、高額請求されたり、必要のないところを治療されたりする可能性があります。患者の要望を聞いてもらえる良心的な歯科医院で治療してもらいましょう。 事前のカウンセリングは丁寧に行われているか カウンセリングを丁寧に行ってくれる歯科医院でないと、のちに大きなトラブルになる可能性があります。インプラント治療は高額な治療になるため、事前に要望を丁寧に聞いてくれるところを探す必要があります。 料金内訳・料金説明に問題はないか インプラント治療は自由診療なため、歯科医院によって料金体系が大きく異なります。カウンセリングを受けた際に、費用の金額や保証内容など詳しく説明してくれるところが理想です。ひとつの歯科医院だけでなく、いくつか相談して検討するのもよいでしょう。 インプラント治療のその他のチェックポイント インプラント治療以外のほかのポイントについても確認しましょう。 スタッフの質が高いかどうか インプラント治療は長期的に通う必要があるため、スタッフの質の高さも重要です。対応のよい歯科医院は働く環境も徹底しているため、腕の高い医師の可能性が高いです。また、インプラント治療は一度や二度通うだけでなく、何回も通わなければいけません。対応の悪いスタッフがいる歯科医院に通い続けるとストレスが溜まってしまいます。 インプラントの素材は何を使用しているか インプラントの素材についても確認してください。インプラントの素材はたくさんあり、国内産や国外産などそれぞれ特徴が異なります。どのような素材を使用しているかにより体に合うかどうかも変わります。とくに金属アレルギーが心配な方は、事前にどの素材を扱っているか調べることを推奨します。 まとめ 今回は、インプラントの専門医の選び方やチェックポイントについて解説しました。インプラントは保険が適用されない自由診療にあたるため、病院選びは十分気をつける必要があります。日本口腔インプラント学会に所属している医師や歯科医院の雰囲気、搭載されている設備など、あらゆる観点を考慮して選ぶのがよいでしょう。 また、歯科医師の人柄やコミュニケーションのよさなども重要です。ひとつのところにしぼるのではなく、いくつか通院してみて相性のよいところを探すと自分に合った歯科医院をみつけられます。インプラント治療を考えている方は、上記の内容を参考にして良心的な歯科医院を探しましょう。

  • インプラントの費用相場は?費用に関する注意点や総額も解説

    インプラント治療はもともと高額ですが、いくつか注意しないと想定よりも費用が高くなるケースがあります。またインプラントを行ってくれる歯科医院はたくさんあるため、適切な費用で治療してくれる歯科医院を探す必要があります。そこで今回は、インプラントの適正な費用相場や歯科医院を選ぶ際の注意点について解説します。インプラントの費用について気になる方は、ぜひ参考にしてください。 目次 インプラントの1本あたりの費用相場 インプラントは種類や治療方法・メーカーによっても費用が異なる インプラント治療が高額な理由 保険適用外の治療のため インプラント自体の材質が高いため 治療設備・衛生環境を整える必要があるため インプラント治療の総額と費用内訳 インプラントの治療費用に関する注意点 総額の治療費を事前に確認しておく 治療費が適切かを確認する方法 インプラント治療は費用だけがすべてではない まとめ インプラントの1本あたりの費用相場 インプラントの費用が高すぎて、治療を行えないという方が多いです。費用が高い理由は、インプラント治療には保険が適用されないことが関係します。通常の虫歯治療は保険が適用されるため3割負担ですが、インプラント治療は基本的には全額自己負担になります。また歯科医院によっても費用がそれぞれ異なり、場合によっては100万円以上の費用がかかるケースもあるため、インプラント治療は高額と感じてしまいます。 一般的なインプラントの費用相場は1本あたり30万円~45万円で、都会や地方によって平均も異なり、首都圏である東京ではさらに高くなります。インプラントに含まれる料金は、検査や診断、手術代、薬代、人工物、術後の消毒などです。 インプラントは種類や治療方法・メーカーによっても費用が異なる インプラントには種類やメーカーがたくさんあります。日本で使用されるインプラントは、国内と国外合わせて30種類以上もあるといわれており、どの器具を使用するかによって費用が異なります。また治療方法には、ほお骨に行うインプラントや上あごの骨を再生して行うインプラントなどがあり、どの治療で行うかによっても料金が変わります。使用する素材が変われば適正相場よりも費用が高くなるため、ご自身に適する方法を選択することが重要といえます。 インプラント治療が高額な理由 インプラントが高額なのにはいくつか理由があります。どのような理由で費用が高額になるのか確認しましょう。 保険適用外の治療のため 先ほども申しあげたとおり、インプラントは保険が適用されません。したがって、3割負担ではなく全額自己負担で支払う必要があるため、ほかの歯科治療と比べても費用が高くなります。 ただし支払う金額は高いですが、インプラントを行った場合は医療費控除を受けられる場合があります。負担した額が10万円以上の場合は、確定申告することで支払いすぎた医療費の一部を還付してもらえます。インプラントを受ける際には、医療控除の申請を行うのが一般的です。 インプラント自体の材質が高いため インプラント治療は口の中に金属を入れる必要があり、繊細な材質を扱わなければいけません。インプラント治療では、安全性を担保するために材質費が高いといえるでしょう。 治療設備・衛生環境を整える必要があるため インプラントを行うには、治療設備や衛生環境を整える必要があります。もし治療環境が悪い状態ならば、適切な手術を行えません。歯科医院によっては最新設備が搭載されていたり、インプラント専用の機材が整っていたりします。歯科医院によって環境が異なるため、費用にばらつきがあります。 もし通院したい歯科医院があるならば、治療設備について確認してください。ホームページなどで最新設備が搭載されているかの情報を載せているところもあります。 インプラント治療の総額と費用内訳 インプラントは1本あたりの治療費以外にも別途費用がかかります。あごの骨の骨量が不足していたり、材質のよいものを選んだりするとインプラントの総額が変わります。治療費以外の費用を含んだ内訳と合計については下記のとおりです。 ●        インプラントの埋入手術料:1本10万円 ●        インプラント埋入に付帯する特殊処置料:1歯5万円 ●        骨の料が足りない場合の再生療法料:5万~30万円 ●        アバットメント・上部構造費用:10万円~12万円 ●        メンテナンス費用:7万~12万円 合計:40万円~70万円 インプラントの治療費用に関する注意点 インプラント治療を受ける際にはいくつか注意する点があります。先ほども申しあげたとおり、インプラントの費用は治療費と治療以外にかかる費用の2つの合計です。インプラントの歯1本10万円と記載している歯科医院でも、実際に治療を受けてみるとそれ以上の費用を請求されるケースも珍しくはありません。実際にどのよう点に気をつけて歯科医院を探すべきか確認してください。 総額の治療費を事前に確認しておく 治療費だけでなく、総額の費用を確認してください。人工歯の素材費だけを考えてインプラント治療をしてしまうと、予想よりも高額になるケースがあります。費用がどのくらいの総額になるかは、インプラント治療を受ける前にあらかじめ予算を出しておき、診療相談を受けた際に確認するのが重要といえます。 治療費が適切かを確認する方法 適切な料金か確認する方法として、セカンドオピニオンに意見を聞く方法があります。一つの歯科医院だけに頼ってしまうと、どの金額が適正価格なのかわからず、高額な治療費を支払ってしまう恐れがあります。 また治療の内訳をきちんと説明してくれる歯科医院でないと、費用の内訳がわからないでしょう。中には悪徳な歯科医院もあり、患者が理解していないことをいいことに高額な料金を請求するケースもあります。適切な費用で治療を受けたい場合は、いくつか歯科医院に診療を受けることをおすすめします。 インプラント治療は費用だけがすべてではない インプラント治療は安さだけで判断するのも注意が必要です。インプラント治療は保険が適用されなかったり材質が高額だったりするため、支払い総額が高くなる傾向にあります。インプラントを受ける歯科医院を探す場合は、適正相場であることが重要で、安すぎるような歯科医院は少し疑ったほうがよいでしょう。安すぎる歯科医院では材質のよくないものを使用していたり、腕に自信がなかったりする可能性があります。 歯科医院を探す基準としては、適正価格で治療を行ってくれるところを探し、過去の症例数も調べてみると腕のよい歯科医院をみつけられるでしょう。 まとめ 今回はインプラント治療の費用相場や注意点について解説しました。インプラント治療は高額になるため、どのような費用が発生するか事前に知っておくことは重要です。インプラント費用は治療費のみと思って受診すると、思っていたよりも高額になってしまうケースが多々あります。 インプラント治療は高額で、しかも保険が適用されません。インプラント治療は保険が適用されませんが、医療費控除を行うことで医療費の還付をしてもらえるため、インプラントを考えている方は医療費控除を行うことをおすすめします。インプラントの費用相場を理解して、適切な歯科医院でインプラントの施術を受けましょう。

  • インプラントとは?従来の治療法との違いやメリット・デメリットを解説

    入れ歯やブリッジ療法で満足いかない方は、インプラントがおすすめです。近年ではインプラントの需要が増してきており、入れ歯やブリッジ療法では得られないさまざまな効果が期待できます。インプラントとほかの治療方法では、どのような違いがあるかわからない方も多いでしょう。そこで今回は、インプラント治療の概要やメリットやデメリットについて詳しく解説します。 目次 インプラントとは? インプラント治療と従来の治療法の違い インプラントのメリット 周囲の健康の歯への影響がない 自分の歯と同様に噛むことができる 審美性が高く自分の歯と同様の見た目になる あごの骨が痩せるのを防げる インプラントのデメリット 治療期間を長くとる必要がある 治療は保険適用外扱いになるため費用が高額 外科手術に伴うリスクがある 治療後にメンテナンスが必要 インプラント治療を受けられない人はいる? 既往歴がある人・全身状態が悪い人 成長発育中の子供 金属アレルギーがある人 まとめ インプラントとは? インプラントと聞けば歯の治療を思い浮かべる方が多いですが、インプラントは歯科治療だけではなく、人間の体内に入れる医療器具全般のことを指します。したがって、ペースメーカーや人工関節もインプラントの一種です。インプラント治療が歯科業界で多いため、インプラントは歯の治療のものだと世間では知られています。 インプラント治療と従来の治療法の違い もし1本歯を失った場合は、ブリッジ療法を行う場合があります。ブリッジ療法とは、両隣にある健康な歯を削って人工物を被せ、歯のない部分をカバーする方法です。健康な歯と歯を橋のように、人工物を被せることからブリッジと呼ばれています。ブリッジを行うには健康な歯を削る必要があるため、歯が傷みやすくなります。歯が傷むと再度ブリッジを行う必要があるため、健康な歯を傷める原因となります。 ブリッジ治療に変わる方法として、近年よく利用されるのがインプラント療法です。インプラント療法は健康な歯を削る必要がないため、健康な歯を維持したまま治療できるメリットがあります。周りの健康の歯を長期的に維持していくにはインプラント療法が必須であり、近年注目されている療法のひとつです。 インプラントのメリット インプラントを行うことでさまざまなメリットがあります。具体的にどのようなメリットがあるか4つご紹介します。 周囲の健康の歯への影響がない 健康な歯を削らずに治療したい方も多いのではないでしょうか。インプラントは、ブリッジ療法のように健康な歯を削る必要がありません。インプラント治療は歯を長期的に保持できるため、健康な歯を削りたくない方におすすめです。 自分の歯と同様に噛むことができる インプラントは自分の歯のように咀嚼できるメリットがあります。入れ歯やブリッジ療法ではかみ合わせが難しかったり、自分の歯のように扱えなかったりします。インプラントは一つひとつ人工歯を形成し、健康な歯と同じ感覚でかみ合わせができるため食事が楽しくなります。 審美性が高く自分の歯と同様の見た目になる インプラントは審美性が高いです。ブリッジや入れ歯を付けると金具が見えたり自然な歯に見えなかったりしますが、インプラントはきれいな人工歯であるため、自然の歯と見た目が変わりません。通常の歯よりもきれいな印象を与えることもあり、審美性についても問題ないでしょう。自然な歯に見えるため、会話する際も自信をもって口を開けられます。 あごの骨が痩せるのを防げる インプラント治療を行うとあごの骨の衰退を防げます。1本歯が欠けると本来あごに伝わるはずの刺激が伝わらなくなり、骨の強度が弱まります。一方インプラント治療を行えば、直接あごの骨に人工歯根を取り付けるため、あごの骨が痩せるのを防げます。インプラント治療は見た目だけでなく、あごの骨を守ることにも役立ちます。 インプラントのデメリット インプラントにはメリットがある反面、デメリットもいくつかあります。4つのデメリットがあるので確認してください。 治療期間を長くとる必要がある 治療期間が長いのがデメリットとして挙げられます。基本的には、4~6か月の期間インプラント治療を行う必要があり、長期的な予定がある場合は治療しづらい場合もあります。またほかの治療で病院に通っている場合は、インプラント治療を受けられない場合があるので確認が必要です。 治療は保険適用外扱いになるため費用が高額 インプラント治療は基本的には保険適用外の治療になるため、ほかの歯科治療よりも高額になります。歯科医院によっても治療費が異なるため、どのぐらいの治療費がかかるか事前に調べておく必要があります。 ただし、保険適用外ですが医療費控除はできます。医療費控除とは、年間10万円以上の治療費を支払った場合に還付してもらえる制度で、インプラント治療を行う際は医療費控除を行うのが一般的です。 外科手術に伴うリスクがある インプラント治療は手術のリスクが伴います。手術が必要なため体に負担がかかり、疾患がある方はそもそも治療できない場合があります。また歯茎にメスを入れることで、神経を傷つけてしまう恐れや多くの出血を伴う可能性も0とは言い切れません。手術のリスクを理解し、インプラント治療を行うか判断しましょう。 治療後にメンテナンスが必要 インプラントは人工の歯を付けるため、虫歯になりません。しかし感染症や歯周病のリスクはあるため、定期的に歯科医院で検診を行う必要があります。歯科検診に行くだけでなく、ご自身で歯周病対策をきちんと行わなければいけません。 インプラント治療を受けられない人はいる? そもそもインプラント治療を受けられない方もいるので、下記の3つに該当する方は注意が必要です。具体的に、どのような方がインプラント治療を受けられないか確認しましょう。 既往歴がある人・全身状態が悪い人 インプラントは手術が必要で体に負担がかかるため、体の状態が悪い方はインプラント治療を受けられない場合があります。手術をする際には麻酔を打ち、歯茎にメスを入れるため、健康状態によっては入れ歯やブリッジ療法を勧められる場合もあります。とくに高齢者や他の医療機関で薬を処方してもらっている方は、事前にインプラント治療を受けられるか確認してください。 成長発育中の子供 小さな子供はインプラントを受けられません。インプラントはあごが丈夫でない方は治療できず、発達段階の小さな子供はインプラント治療には適していません。 金属アレルギーがある人 金属アレルギーの方はインプラントを行えません。チタンやチタン合金を歯茎に埋め込むため、ご自身の金属アレルギーについて相談してからインプラント治療を行いましょう。 まとめ 今回はインプラントの概要やメリット・デメリットについて解説しました。インプラントは従来の治療方法とは異なり、自分の歯のように使用できるのが魅力です。本来の歯のように利用できる反面、治療には保険が適用されなかったり、手術に伴うリスクがあったりします。 まただれでもインプラント治療を行えるのではなく、妊娠中の方や発育中の子ども、全身の状態が悪い方は治療できない場合があります。失ってしまった歯を治療するには入れ歯やブリッジ療法などもあるため、ご自身の状況に応じて適切な治療法を選ぶことが重要です。

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